あなたのお気に入りの京都を見つけてみませんか?

定番観光名所巡りだけが京都観光ではありません。人気スポットだけに人が押し寄せ、市バスも混雑・渋滞しがちです。なのでとにかく行きたい定番観光名所を数か所として、それにプラスアルファで穴場の京都観光はいかがですか。
京都は歴史、文化、食、自然、スポーツなどあらゆる分野において実に奥が深いです。なので、お好きな京都を見つけませんか?
鴨川(出町橋)

インスタ映えする京都を撮りたい!癒されたい?スイーツ食べたい?京料理を食べたい!歴女?子どもとわいわい楽しみたい?などなどあなたの好きな京都を見つけましょう!

お花見・紅葉、お祭りなど季節を楽しむもよし、お庭をゆっくり眺めたい、仏像巡りで癒されたい、近代建築や史跡めぐり、おみやげ探し、食べ物、祈願、パワースポット巡り、アート、きもの・伝統産業体験、子どもさんで楽しむスポットなどなど、なんでもいいんです!

京都の自然・季節ごとの楽しみ

京都は三方を山に囲まれ、鴨川や糺の森御所など街中で自然を身近に感じる事ができます。
春の桜や秋の紅葉は言うまでもありませんが、例えば冬が終り、春を迎える頃は北野天満宮の梅、桜が終われば松尾大社の山吹、初夏なら大田神社の杜若、平安神宮の菖蒲、夏は法金剛院のハスなどあります。

願掛け・パワースポット

困った時の神頼みではないですが、幸福お守りで有名な鈴虫寺、安産祈願のわら天神、子宝祈願の岡崎神社・梅宮大社・上徳寺、病気治癒の釘抜き地蔵さん、学業の神様の北野天満宮、

縁結びの野宮神社・地主神社など、京都には実にたくさんの祈願ができる神社・お寺があります。願い事が叶ったらお礼参りもお忘れなく!正伝寺

お庭を見る

庭園を大別すると、石や砂などで表現された「枯山水庭園」(一般的に禅寺に多く、有名なのが龍安寺の石庭) 、池泉回遊式庭園」(簡単に言えば読んで字のごとく池のまわりを歩けるようになっているお庭(桂離宮、無鄰菴など)、「浄土式庭園」(平等院、浄瑠璃寺など)があります。庭に関する本を読んだり、ネットで予習しておくとさらに興味が深まります。

画像の正伝寺は比叡山を借景にした枯山水のお庭で、ツツジが見事に刈り込まれて太陽に照らされた白砂がまぶしくもあり、清々しく、静かにお庭を見ることができます。

私が個人的におすすめなのは修学院離宮、桂離宮です。以前は事前予約制でしたが当日受付も行っているそうです。詳しくは宮内庁のホームページをご確認ください。修学院離宮は広大な自然と調和した優雅な山荘、桂離宮はモダンな凛とした別荘と言いますか、日本人の思いや感性がこもった素晴らしいお庭ですから、ぜひ機会があればご覧いただきたいと思います。

仏様に会いに行く

仏様のやさしく美しいお顔を見ると本当に癒されますし、こわーいお顔の明王様、時代や宗派、役割などによってさまざまな仏様がいらっしゃいます。実は仏様にも修行度ランクがあって下から如来、菩薩、明王、天です。 それぞれ手に持っている道具があったり、なかったり、表情も違います。例えば、広隆寺の弥勒菩薩はアルカイックスマイルのごとく、表情が柔和でやさしい感じがしますね。

養源院 白象図

芸術・文化にふれる

京都には国立博物館から私設の小さな美術館、大学の博物館、神社やお寺も数々の美術品などの宝物を所蔵しています。例えば二条城は狩野派の障壁画が有名です。これらを復元するのにかなりの年数と多大な費用を要し、二条城では様々なイベント会場として貸すことで、維持費にも役立てられています。
左の画像は三十三間堂近くの養源院の杉戸絵に描かれている白象図ですが、印象的かつ非常に斬新ですよね。このお寺に限らず、寺宝を拝見するのも楽しみの一つです。
美術品といった形のある物に限らず、京都は能、狂言や歌舞伎、舞妓や芸妓さんによる京舞、茶道・華道などの文化もさかんです。

京都を味わう

和菓子やスイーツ、湯豆腐や湯葉など京野菜をつかったおばんざいや本格京料理、うどん・そば、洋食、B級グルメのラーメンなど食事も楽しみの一つですね。
たいていお寺や神社の門前には参拝客をもてなす甘味処や飲食店があり、今宮神社のあぶり餅上賀茂神社のやきもち、下鴨神社のみたらし団子、桂離宮のそばの中村軒の麦代餅などの名物があり、昔の人も現代人と同様にお参りのお楽しみだったのでしょうね。

 

船鉾祇園祭の季節になりました。祇園祭の見物は昼にしても夜にしても、とにかく蒸し暑いので暑さ対策にうちわとか扇子、汗拭きタオル、保冷剤などを携行することをおすすめします。

(ガレージにてうちわと保冷剤差し上げます。)

祇園祭は鉾・山が有名ですが、神輿も勇壮です。

楽しみ方は人それぞれですが、私が注目するのは鉾と山に装着する懸送品や装飾品。

とにかく豪華でデザインも多種多様で和柄のみならず外国のタペストリーだったり、昔の人のセンスは素晴らしいですね。まさに動く美術館です。

雨が降りそうな時はビニールのカバーをかけているのでカバーがないときに撮影できるとラッキーですね。

 

前祭は阪急烏丸駅下車で長刀鉾から、後祭は地下鉄烏丸御池下車で鈴鹿山から歩いて見物されるとよいでしょう。

ブログもご覧ください。わたし流祇園祭の楽しみ方