メリットは?どこに行けるの?

市バス(京都バスの一部も)の 均一区間は大人230円ですから、3回以上乗る場合は市バス・京都バス1日乗車券(以下、このページでは「1日乗車券」とします)を 買いましょう。700円で乗り放題!
子ども用(小学生)は大人用の半額の350円です。
京都市内中心部のほとんどの観光名所へ行くのに使用できます。 ただし、市バスの場合は高雄、洛西地区(桂)、京都バスの場合は大原(高野玉岡町以北)は均一区間外で追加料金が必要になります。
【均一区間外での使用方法】例えば、高雄へは四条大宮から市バス8番乗車しますが、乗車時に1日乗車券を乗車口そばのカードリーダーに通し、 下車する時に運転手さんの左横にあるカードリーダーに1日乗車券を通してから追加料金を払います。

どこで買えるの?

市バスの中でも買えますし、京都市内のほとんどのコンビニエンスストア、主要なホテルのフロントで販売しています。もちろん金券ショップなら少しだけ安く買えますね。市バス内で購入する場合は走行中でなく、信号待ちなどの停止時に運転手さんに「バス1日券、○枚ください」と声をかけてください。
四城ガレージでも販売しておりますが、売り切れの時もございますので、お越しになるお客様は前もってご確認ください。バスなびとバス停、駅を記載したイラストマップ(裏面には観光名所へのアクセス方法を記載)もありますのであわせてバス車内でご覧下さい。

乗れるバスは?

市バス・京都バスの通常系統以外に乗車できるのは100円循環バス (土日祝のみの運行で四条烏丸、河原町、御池通りの街中を循環しています)、 洛バス(100番台のバスで代表的な観光名所沿線を走ります)、 京都駅発の水族館シャトルなどです。
例えば、京都駅から清水寺へ行く場合は、一般的には206番に乗車しますが、 観光シーズンの休日(土日祝日)はこのバスの乗り場には長蛇の列ができている事があります。もう一つの選択肢として楽洛東山ライン100101などの100番系統は観光地を結ぶ急行バスもあります。祇園エクスプレス、岡崎・東山・梅小路エクスプレスといった急行のバスが出ているので、 これらのバスも便利かと思います。また紅葉の時期には季節限定の臨時バスも運行されるので、交通局のホームページをチェックしましょう。

果たして市バス1日乗車券はオールマイティなのか?

例えば、嵐山へは当ガレージの最寄りの壬生寺道バス停から市バス112891京都バス71、72、73、74とたくさんのバスが運行していて、バスでのアクセスが便利と思われるかもしれませんが、 観光シーズンの嵐山へはたくさんのマイカーや観光バスが押し寄せ、嵐山に近づくにつれ、渋滞に巻き込まれる可能性は高いと言えます。 また前述のバスは京都駅で大半のお客を乗せてしまい(バスを待つ行列に並ばないといけないです)、 他のバス停では満員通過するかもしれません。市バスも28は京都駅発、11は四条通り経由で四条通りは平成26年の秋から車道一車線化工事で 渋滞が起きているため、嵐山への所要時間は他のバスに比べてだいぶかかることになります。たとえ1日乗車券を持っていても、 「時は金なり」という言葉もあるように別料金を払って電車(JR、嵐電、阪急)に乗るという選択もありかと思います。 嵐山への交通手段はバスよりも電車が断然おすすめです。 例えば嵐山と清水寺へ行きたい場合は一日乗車券は購入せずに電車と徒歩で回られるのがベストでしょう。その他、伏見稲荷神社も京阪電車かJR奈良線がおすすめです。

バスの行先表示についてどのバスに乗ればよいか?

行先表示バスの行先表示(方向幕)には左からラインカラー(ないバスもあります)、上段に通り名、行先、系統番号が表示されています。 ラインカラーは縦(南北)の通りを色分けしています。
金閣寺のバス停がある西大路通は金閣寺の色から黄色、 平安時代のメインストリートの朱雀大路にあたる千本通・水族館のある大宮通は山紫水明の紫色、二条城がある堀川通は堀川が暗渠になったので緑色、 京都の繁華街の四条の河原町通は鴨川が近いので水色、清水寺や八坂神社のバス停がある東大路・東山通は東山三十六峰の紅葉の赤色、 銀閣寺のバス停がある白川通は文字通りの白色という風にを頭に入れておくと便利かと思いますが、ラインカラーはあくまでも目印と考えていただくとよいでしょう。 といいますのも場所によってはラインカラーが重複している所があります。例えば四条大宮から大宮通を走行する 京都駅行きの206番と 千本通りを北上する北大路バスターミナル行きの206番で、いずれも紫色です。 余談になりましたが、実際の所、ラインカラーはややこしいバスの路線をわかりやすくする効果があるのか?難しい所ですね。
一方、ラインカラーが役立つ例を挙げると、四条大宮から北野天満宮へ203番のバスで行く場合、203番は循環系統(大阪環状線、東京の山手線のような感じです)で、 時計回りと反時計回りのバスがあり、どちらのバスに乗ればよいかを見分けるために通り名(ラインカラー)がポイントになります。

四城ガレージ最寄りのバス停 (みぶ操車場前、壬生寺道、四条大宮)

四城ガレージ最寄りのバス停
(みぶ操車場前、壬生寺道、四条大宮)

四条大宮停留バス北野天満宮へは 西大路通りを北上して北野白梅町経由の西大路通 (黄色)の203番が正解です。四条通りを東行き→ 東大路通を北上する203番(赤色)は北野天満宮へ行くには逆方向で非常に遠回りになるのではずれです。

バスの停留所をきちんと確認しましょう。

例えば、四条大宮のバスの停留所は全部で9カ所あります。駅前や大きな交差点にあるバス停は、かなり広範囲に停留所が数カ所あるので、 行き先に応じて確認してからバス停で待ちましょう。四城ガレージ最寄のバス停は壬生寺道、みぶ操車場前、四条大宮です。
1本のバスで行くよりも、乗り換えがおすすめ!

バスなびを活用しよう!

バスの路線図や目的地へのアクセスの方法などが記載されています。

バスの路線図や目的地へのアクセスの方法などが記載されています。

バスなびはバスの運行ルート、 現在地から次の目的地へのバスの番号が記載された「乗換早見表」、「主要観光地のエリアまっぷ」、京都駅などの主要なバス乗り場が記載されているので、 空き時間などにぜひ目を通しておきましょう。赤ペンを持参して、お目当ての観光地の最寄バス停を赤丸で囲んでおくと見つけやすいですね。
補足:運転手さんに走行中は声をかけないで下さい。例えば市バス1日乗車券を買いたい時や質問などは信号待ちや停留所での停車中ならOKです。

渋滞や混雑を避けるには・・・

例えば銀閣寺へ行く場合、壬生寺道、四条大宮バス停から20332番のバスが運行されていますが、 これらのバスは四条大宮から四条通をずっと東へ向いていくコースで、四条通は車道一車線化の影響で渋滞が起きやすくなっているので、おすすめできません。
四条大宮かみぶ操車場前から 201番のバスに乗って、千本今出川下車、乗り換えて銀閣寺道ゆきの203(白色)102のいずれかに乗車します。 銀閣寺は白川今出川に位置します。ですから比較的混まない千本通り、今出川通を通るバスの利用で時間のロスを防げるでしょう。

観光地からの移動のポイント

紅葉シーズンの日曜日やGWなどは最初の観光地から次の観光地へ移動する際、マニュアル通りだとしんどいかもしれません。

最寄のバス停に行ったら、長い行列!! →こんな時はバスの本数が多い大通りのバス停まで移動しましょう!
永観堂周辺のバス停 例えば、紅葉の名所の一つである永観堂の最寄のバス停は5番のみの運行です。この5番というバスは京都駅から出発して四条烏丸、四条河原町をへて平安神宮、銀閣寺といった観光名所沿線をカバーし、なおかつ地元の人も良く利用する バスなので、ここで京都駅ゆき、もしくは銀閣寺道ゆきの5番のバスを待っていても、満員通過になる可能性が高いと言えます。 状況を見て東天王町バス停まで歩いて移動した方がよいでしょう。
バスなびのエリアまっぷ永観堂に限らず、バスの本数が少ない所は歩いて大きな通りのあるバス停に移動した方が無難です。
例えば竜安寺前も59番のみですが、 桜のシーズンは近くに御室仁和寺もあって、御室仁和寺のバス停で大勢の人がバスを待っているので、龍安寺から金閣寺もしくは仁和寺へ行く場合、バスを待たずに歩くのもありかと思います。

バスの乗り方もさまざま。状況に応じて判断しましょう!

バスなび次に銀閣寺から清水寺へ行きたいケースについて考えてみましょう。

  • パターン1:銀閣寺前か 銀閣寺道バス停から100番に乗車して五条坂下車。(バスなび推奨のアクセス)
  • パターン2:銀閣寺道バス停からラインカラー赤色の203に乗車、祇園下車。 徒歩で清水へ向かうか、202か206か207に乗り換えて、五条坂下車。(バスなび推奨、祇園へのアクセス)
  • パターン3:銀閣寺道バス停からラインカラー黄色の203に乗車、百万遍下車、乗り換え206に乗車、祇園下車で歩くか。五条坂下車。(裏技的?アクセス)

【パターン1の補足】銀閣寺道よりも銀閣寺前でバス待ちするのが無難でしょう。

【パターン2の補足】パターン2の203は観光客よりも地元の人が利用する路線で、銀閣寺前のバス停の行列があまりにもひどい場合におすすめです。

【パターン3の補足】パターン1も2もひどく混んでいれば、あえてラインカラーが黄色の203に乗って、 百万遍で下車して京都駅ゆきの206に乗り換えて清水寺まで行きます。 206は昼間の時間帯で1時間に8本も運行しているので満員通過もほとんどなく、京大病院、熊野神社あたりまで渋滞も少なく、百万遍からなら座れるかもしれません。
しかし本数が多いと言う事はそれだけ乗る人が多く、運行距離が長い循環系統のため、時刻表通りにはバスは来ず、2台連なってバス停に来るなど、 やや安定感に欠けるので、この裏技的乗り方(パターン3)が果たして吉とでるかはその時の交通事情によって異なるのでなんともいえませんし、 それと乗り換えの際、バス停を間違えないように気をつけてください。大きな交差点のバス停は前述したようにバスの進行方向に応じて数箇所あるので下車後、 信号を渡って少し歩いて移動しないといけません。

結論として、基本的にはバスなびやガイド本が推奨するバスの乗り方で, 不便は感じないでしょう。あくまでも、バス停の混み具合があまりにもひどい場合や渋滞の時は裏技的な乗り方で脱出する方法もある事を思い出して下さい。
観光シーズンの東大路通りは東山三条(東大路三条の交差点を指します)あたりから五条で渋滞が起きる事が多いです。バスが動かなくなったら、祇園や知恩院前あたりで下車して歩いた方が無難かと思います。 最初の観光名所から次の目的地への市バスの乗り方のポイント バス停での混雑がひどい時は少し歩いて大通りのバス停に移動する。
pencil銀閣寺前バス停のように本数が少なくても満員通過を避けるためにもこちらでバス待ちした方がよいケースもある。
観光シーズンで混雑がひどい時はバスなびのアクセス早見表をうのみにしない。いろいろな乗り方がある。
目的地へ直通するバスがなければ、どこで乗換えをするかを考えて、そこまでは何番に乗るかをたどるとよいでしょう。(赤ペンなどで目的地のバス停を○で囲むとわかりやすい。)
このような移動のコツ一つで市バスの快適度がずいぶんと変わるのではないでしょうか?今、ご紹介したような内容を各ページでも記載しておりますので、どうぞ参考にして下さい。

 

以上、市バスで観光される方は京都市交通局のホームページをご覧になって計画を立てて下さい。

京都市バス・地下鉄ガイド平成28年11月1日からスマートフォンやタブレット端末向けのサービスとして「京都市バス・地下鉄ガイド」が新設されました。スマホでバーコードを読み込んでください。

市バスの乗り方、位置情報や時刻表、近くの市バスの停留所などを調べられます。その他にも歩くまち京都乗り換え案内「バス・鉄道の達人」は出発地と目的地のバス停・駅名もしくはスポット名を 入力すれば所要時間や安い料金順など幾通りものアクセス方法、乗り換え方法を表示してくれるので非常に便利ですが、あくまでも渋滞などは計算に入れていないので、目安と考えてください。

 

 

ナビダイヤル 0570-666-846
京なび 075-343-0548 8:30~19:00
京都市交通局 075-863-5200 7:30~19:30
京都駅前 075-371-4474 7:30~19:30
京都バス(運輸部営業課) 075-871-7521 9:00~17:45 平日のみ